肩の巻きを改善させていく
肩の巻き具合によりますが、大切な筋は「広背筋」と「大胸筋」
そしてより突き出してしまっている方は肩関節の位置となります。
広背筋に関しては、丸くなった背中を伸ばす項目でやっていますので、これまでの通り行います。
この形目指してがんばっていきますよ〜♪
大胸筋
下の図のように肩の先が突き出さず、なめらかなラインで前に出ている場合は
「大胸筋」を緩めてストレッチすることによって元に戻ってきます
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左の赤い部分が大胸筋
外側は腕の骨に付いているのがわかりますか?
大胸筋が縮まってしまうと、この腕の骨が引っ張られて、肩が上の図のように中に入ってきてしまうのです。
なので「大胸筋」の処置は必須項目になります
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大胸筋をほぐしましょう!
上の筋肉図を参考に、脇の前から大胸筋を掴みながらほぐしちゃいましょう。
上から擦るようにしてもいいですが、大きな筋肉なのでぐいっとやっちゃって下さい。
そして、下の方まで緩めてもらっていいです。
そして
大胸筋を伸ばしましょう!
体の前を伸ばすと同じですが・・・
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手を壁などに当てて胸の前をゆっくりと伸ばして下さい
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大胸筋は大きな筋肉ですので、1回ですべて伸ばすことができません。
左図のように、手の高さを真ん中、上側、下側と変えることでまんべんなくストレッチすることができますよ♪
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ボコッと突き出した肩の巻きは
中間位
肩が中に入っている図
肩先が前に出ているとき、肩甲骨だけでなく、肩関節が下図のように回ってしまっている場合があります。
このような状態の時には胸を張ったり、肩甲骨を元の位置に戻しても肩の出っ張りは元に戻りません。
ここまでになる方は長年の姿勢の悪さ(猫背など)が積み重なっている事がおおいので、
状態としてはものすごく悪いと言えますので、自分ではなかなかうまく戻らない事が多いので、専門家に相談して下さい。
その上で、肩を戻す運動をして行きましょう!
肩関節が中に回旋(回っている)動きの場合は
手の平が正面を向いている。
すなわち、腕全体が内側に回っている状態になってしまっています。
これを外側に向ける運動を行いましょう
お腹は立てて、腰を曲げたり、反ったりしないように。中立の位置にキープします。
そうすることで背中がしっかりと立つようになります。
ここでも胸を反りすぎたりしないように。あくまでナチュラルな状態を心がけます。
手を45度付近まで広げ親指を外側に向けるようにします
肩関節や背中に痛みが出る場合は、無理にしないように。
徐々にできるようにして行くことが大切です。